マスク、どうしてる?

メンタル・イデア・ラボ、AEのスミです。

ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか?仕事だった人、帰省した人、レジャーへ行った人、さまざまだったと思います。コロナ5類移行直前だったこともあり、ほぼ気兼ねなく過ごせたゴールデンウィークだったのではないでしょうか。

東京は外国人観光客が増えたと実感します。私が住む地域では普段見かけない欧米系の外国人やファミリーらしきグループが、大きなキャリーケースを引っ張る姿を見かけるようになりました。電車や駅ではそんな外国人を多く目にします。

日本も今週から5類に移行し、マスクや手指消毒も不要になりました。マスクをする自由はあっていいと思う一方で、“いつまでもマスクをする日本人”として、一部非難めいた論調があるのも事実です。だからとて『外せ』と強要するのは明確に違います。

全体としては様子見のように思いますが、マスクをしていることにいちいち目くじらを立てる必要もないと思っています。

個人的には公共交通機関を利用する時はマスクをしてしまいます。してしまう、という心理が働くのは、やはりまだコロナに感染している人がいるということ、飛沫感染するということ、有効な薬も治療法も確立されていないということ、この3点がどうしても引っかかって、電車内ではマスクをしてしまいます。

両親が高齢であること、身近に基礎疾患のある友人がいること、こうした理由もあります。

特に夜の帰宅時間帯の電車は、アルコールも入って機嫌よく話している乗客もいるので、予防というより気休めにマスクをしています。医学的に有効なのか有効でないのか、ということを考えても両論あるようですし、素人の私が有効性の有無を知る術もなく、だったらマスクをして、それでもし感染したら諦めがつくかな、という感じです。免責と自責の念を抱かないためですね(笑)

ただ街を歩いている時はマスクは外しています。これはもう屋外では外してもよい、となってからそうしています。だからマスクを持ち歩いて過ごしています。

企業へ行くことがありますが、大体どこの企業でもマスクをしている人、していない人、半々の印象です。表情がわかりにくいという欠点はありますが今さらという感もありますし、私はマスクをする自由はあって然るべきだと思います。また、マスクをする事情がある人も一定数存在しているはずです。

接客業で働く人たちは概ねマスクを着用している印象です。しばらくは外さないように会社から言われていると想像します。

一方で、ルッキズムによってマスクを外せない、という問題もあるようです。これは本城が後日どこかでコラムに書くと思いますが、これは感染予防ということではなく質が違う問題で、メンタルに関わってくるデリケートな問題だと認識しています。

ルッキズムについて、ここでは顔に限定しますが、コロナ以降に出会った人はマスクをしている顔しか知りません。顔全体を見た時、心の中で一瞬『ん?誰だっけ?→あぁ!◯◯さんだ!→そんな顔してたんだ!』という感想を抱くと思います。

マスクだけの印象で可愛い、カッコいい、綺麗、シブいなど勝手に無意識にイメージを膨らませていたことが原因だと思いますが、それは仕方のないことです。

大事なのは、実際に相手の顔全体を見た時に、差別的感情や感想を持たないことだろうと思います。例えば『案外ブスだな』とか『えっ!?そんな顔だったの!?(ガッカリ)』という感想です。顔を全体を見て抱く感想はお互い様ですから、むしろ新鮮な気持ちを抱いてほしいと思います。

同じ人ですが新たに出会ったみたいな感覚ですね。途中で調味料を加えると味変して二度美味しい思いをしたことはありませんか?そんなイメージです。

同じ相手に二度出会える、新しい出会いとは違った新鮮さを感じると思います。これはコロナでマスク生活を強いられた副産物ですが、人生でそう経験できるものではありません。

ただ気をつけなければいけないのは、そのことを下手に口にすると褒めたつもりでもハラスメントや差別発言と捉えられるご時世なので、何も言わずにスルーすることが肝心になります・・・。気心知れた関係の相手限定で褒めましょう(笑)

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